2011年春蒔き人参自然栽培

春蒔き人参は残念!

2010年11月から2011年4月初旬まで、本当に多くの皆様にお買い上げいただいたことを 心から感謝しております。。。。有難う御座いました。 皆様から頂いた、ご恩と温かいお言葉をエネルギーに、さらに健やかにエネルギーに満ちた 人参を栽培出来るようになろうと意を決しております。 また、草取りの時間を短縮する事も今回のテーマです。草取りだけで一反当たり200時間も 要していたのでは、お客様のご要望にお応え出来るだけの量を栽培する事は、全く持って 不可能です。大地の命の創造者である草達を、最大限生かしながらも人参達に元気に 育ってもらう。。。そのように有りたいと思っております。 7月24日ごめんなさい!m(__)m 夏取りの人参は、収穫できませんでした。 待っていて下さったお客様には本当に申し訳ないです。 現在11月から4月まで収穫できる人参の準備に入っています。面積も昨年の倍ほどに 増やしてチャレンジしています。是非またよろしくお願い致します。 8月に入ったら、新たな人参の様子もUPしてまいりますので どうぞ見守ってやって下さい。 猛暑の日々が続きますが、皆様お体ご自愛なさって 元気にお過ごし下さいませ。

児玉

3月30日

3月16日に種まきして3月30日発芽を始めました。 少し遅い発芽です。 雨が降らなくて乾燥していたのと、この2週間の間に 何度か薄霜も降りる様な寒い朝も有りました。

4月9日

人参達が緑の筋を見せてくれました。 ひとまづホットさせてくれる風景です。草達も負けずに姿を現しています。このあと株元を特に丁寧に・・・・とは言ってもざっと カカジリでかかじり、元気の良い草達に少しご遠慮頂きます。

4月30日

草取りと間引きを終えました。 連日の晴天続きで成長も遅く、葉色も緑が映えず心配していましたがここのところの恵みの雨で元気を取り戻してくれたようです。

4月30日

そうは言ってもまだまだ本葉3~4枚の小さな小さな命です。

5月10日

小さいながらも少しずつ存在感を増しています。 手前のほうはスギナが結構生えています。

6月12日

6月に入ってから雨続きの日照不足で成長が思わしくありません。 土寄せ後畝間に米ぬかを散布して敷き草を施しました。 土寄せ前に畝に草木灰をふって歩いています。 画像では分りづらいのですが、奥のほうは根きり虫に食べられて扇状に人参の無くなった所が広がっています。(>_<) 向こうの畑が余所の慣行農法の里芋畑で、除草剤を使用して草を根こそぎ枯らした為に、根きり虫がいっせいにやってきたようです。 畦のある左右には雑草も生えており、その当たりは雑草の中に逃げ込んだのか被害が少ないのが分ります。 次の作では向こうの畑との境界に畦を作って緑肥作物を植えるか草を茂らせて緩衝地帯を作る必要が有りそうです。

6月19日

本日畑の周りの草刈に行くと、畝間の土が雨で若干流れたようで 畝間には人参の白い根が沢山見えます。株としては未だ小さいのですが一生懸命根を伸ばしているようです。 敷き草をもっと沢山入れてやったほうが良さそうです。 今また雨が降り始めゴロゴロ雷も鳴り始めました。

7月21日

やはり6月の日照不足の影響が大きく、はっきり言って失敗でした。 まだこんな大きさなのに、葉は枯れてきました。成長する時期に「お日様」が無いと、最後まで駄目なようです。冬場であれば、春に花を咲かせるまで、じっくりと栄養を蓄えながらじわじわと大きく成長してくれるのですが、夏場は寿命が来てしまいます。余所の人参(慣行栽培)も諦めて漉き込んだと聞きました。 私の人参を待っていて下さった方には本当に申し訳ありません。 私も諦めて、すき込む事としました。

遊休2

4月15日

昨年秋撒きしようと計画していた畑ですが見合わせた畑です。 遊休1同様10年以上雑草に覆われていた遊休の農地でした。 整地して印をつけ、草達が芽吹くのを待っている状態です。 この畑で草達と人参達の競演が成功すれば未来が少し明るくなります。私の中では大いなる実験の始まりです。

5月9日

人参を巻く所だけ丹念に雑草を取り除き、播種しました。10年以上も 草畑になっていた田んぼだけあってスギナや萱、コブシ等の 宿根草が多いです。人参が発芽したら、畝間の雑草も叩く必要がありそうです。

5月18日

5月16日に畝間を3輪の管理機でスギナ等の宿根草を叩き 本日から草取りを始めました。画像の中央から右が本日完了 した箇所です。まだ発芽し始めたばかりで、慎重に慎重に。 座り込んでの草取りはやらなくてもいい様なやり方を 模索していますが、この畑の様に宿根草が多いとそうも行かないようです。

5月23日

草取りを一通り終わらせたが、既にコブシ(宿根草)がこんな状態です。 人参の発芽も少なく、この畑は今回は期待薄となりそうです。(T_T)

3月19日

3月19日

遠目には雑草ばかりで人参が無い様にも見えますが、思ったよりも人参達は頑張っています。 草はスギナとコブシが殆んどのようです。もしかしたらがんばって育ってくれるかな~ぁ。 この状態で、この畑には今は入ることは出来ません。ぬかるんで足がはまってしまいます。 奥のほうには水溜りも見えます。

7月某日 畑にも入れずお手上げ状態の中、雑草に埋もれてしまいました。 この畑は、今後人参を作る事を断念せざるを得ません。前回の冬作で、同じように10年以上も放置されていた 遊休1畑でよい結果が出たので、期待もしていたのですが、この畑は地下水位高すぎました。 わかってはいたのですが、悪いほうの予測が当たってしまいました。

遊休1

4月15日

皆様に喜んでいただけた人参たちがこの畑から巣立ってゆきました。今はカラスノエンドウやベッチが、この時とばかりに畑を覆い花を咲かせています。 草達と大地の歓喜の歌が聞こえてくるようです。暫くはこのまま命の巡りを見守りましょうか。

玉利

4月15日

この畑からも沢山の人参たちが旅立って行きました。這いつくばって草を一本づつ抜いた日々は、昨日のようにも遠い昔のようにも思われます。身受けして下さった皆様に 感謝しています。

宅前1

4月15日

昨年秋のうちに収穫を終えた畑です。 こちらも、もう少し待って種まきとなります。もう一度整地して草達の発芽を見てからとなります。

5月9日

ここのところ雨の日が続き、雑草も一斉に発芽してきました。 雨の合間の一日の晴天を利用して、種をまく位置の 雑草の芽を削り播種しました。 実は画像は5月10日のもので、また雨で濡れています。 夏収穫予定はこれが最後の種まきとなりました。

5月18日

発芽が大分そろって来ました。 本年試みている播種前の管理で雑草の発芽をかなり押さえているようです。いままでは人参の発芽と同時に雑草も発芽していました。 草取りに関しては、かなりに改善できるのではないかと期待しています。 10アール当たり200時間の草取りをしていたのでは、とてもやっていけませんから。

6月13日

草木灰散布後の画像です。 手前のほうは元々発芽も少なかったのですがネキリにやられたのか少なくなっています。奥のほうは連日の雨で水浸しとなり、よくないです。(T_T) 7月12日 途中経過の報告も出来ないうちに この畑は見切りをつけて、すき込みました。

玉利前

4月15日

こちらも畑も早い内に収穫を終えて整地しました。7月に入ってから種まきをする予定です。 それまでには草達で緑が茫々と燃え上がるでしょう。

宅前2

4月30日

4月30日

秋まきでは、播種が遅くなって人参が大きくなりませんでした。殆ど収穫しないままにトウダチしました。 このまま花を咲かせ出来るだけ命をまっとうさせてやるつもりです。右の写真はヘアリーベッチ(豆科)の花です。 どうですか?結構可愛い花だと思います。8月に人参の播種予定としています。  前作の人参や、ベッチ達の命の、その他皆の命は引き継がれて行きます。