2013年 お客様からお声を頂き自給野菜を少し増やして販売も予定しています。

キュウリ ナス ピーマン オクラ スイカ カボチャ ジャガイモ 12年度へ
今回の栽培から、黒マルチを使用しました。畝の雑草防止と、水分の安定、定植してからの初期の地温確保、
土はね防止等々、色々と有りますが、作業的には草取りにかかる時間が大幅に減ります。
お客様より、家庭菜園とあるが、販売はしないのですか?とのお声を頂き、栽培を増やしました。
こちらの野菜も宜しくお願い致します。もちろん無肥料自然栽培の野菜です。

畑の準備

人参が終わって、入れ替わりにヘアリーベッチと燕麦が畑を埋め尽くしています。地上に地下にも彼らがエネルギーを蓄えて
くれています。彼らなくして無肥料栽培は成り立ちません。今年はここでキュウリとピーマンとナス、オクラを栽培します。
細かく刻んでやりました。相当な量でしょう、でも土の中にも同じように根が入っています。外から持ち込もうとすれば
大変な量です。左隣は今まで家庭菜園で使用していた所で、いま人参が発芽しています。
土と混ぜてやりました。これから土に住む微生物や小動物たちが働いてくれます。EM米ぬかボカシを種菌として撒いた畑と、撒かない畑で比較していますが、この畑には施しています。ここ数年、現在までの所、特に優位な差は見ていません。
それよりも、前作にで敷き草等をしていたとか、緑肥が良く茂ったとか、有機物がどの程度還元されたかが大きいようです。
植物は土から収奪するばかりではなく、むしろ供給して土を育ててもいるのでしょう。

キュウリ

苗から育てたキュウリは5月5日に35株定植しました。とりあえず家庭菜園の量は超えていると思われます。今年はこのようにマルチをしています。敷き藁の下には小さな虫がいっぱい集まっていました。敷き藁をしないと虫たちはあまりいるように無いのですが、こうするとまもなく沸いて来るように現れます。彼らや微生物たちに住処と餌をあげなければ土が元気をなくします。無肥料では育たなくなります。
6月18日 キュウリがいち早くなり始め戸惑っています。人参もまだだし、キュウリだけじゃ〜ね〜。

ナス

ナスも苗から育て47株を5月3日に定植しました。実際には、奥のほうの3分の1位は10日ほど経過して、ずらして定植しています。マルチの効果か今年はこの段階での葉っぱが大きいように思います。
もっとも肥料を施して育てておられる方のは、もっと大きく全体的に黒々とした緑です。
ナスもなり始めました。ナスは蒸し暑い日本の夏が大好きだとか、これから本番ですね。

ピーマン

ピーマンも苗から育てナスと同じ日に47株を定植しました。こちらも奥のほうは少しずらしています。
ピーマンは私が大好きな野菜の一つで、必ず結構な量を栽培します。昨年、これが無肥料栽培の凄さかと思われる経験をしました。その事をメールでお客様でもあり、この方自身も自然農に取り組んでおられる方とやり取りの一部をコピペしておきます。

昨年の夏、ピーマンを畝への敷き草のみで育てました。夏の終わりに片付け、残っていたピーマンを
ビニール袋に入れて玄関先に置いておきました。いつまでたっても綺麗な緑のままで、どうなるのかと観察していました。
さすがに2月の終わり頃には、赤くなったり黄色くなったり、中には崩れかけているものも有り、底のほうには腐り水と思し液体も
溜まっており、とうとう腐ったかと恐る恐る匂いを嗅いで見ると、なんと!ほとんど匂いが有りません。腐った匂いは皆無でした。
慣行農法でピーマンを栽培したことも有るのですが、ピーマンの腐った匂いは強烈です。商品にならなかったピーマンを畑に転がしておくと
量にもよりますが、畑中が匂います。
やっぱり、何かありますね。
無肥料だと、いまだにしっかり育ってくれるのかと心配ですが、こういったことに出くわすと、突き詰めたいと思います。


やっぱり、畑の中で有機物を循環がバランスがいいのだと思います。問題は循環量だかな?
少ないと微生物や小動物を十分に養うことが出来ず、土も痩せて作物の育ちも貧弱になります。
一番上の画像の、緑肥が畑を埋め尽くして生い茂った量が目安かな〜と思っています。
ピーマンもなり始めました。

オクラ

オクラハ植え替えを嫌うので直播が良いとも聞いていますが、苗を育てて5月3日に定植しました。ちなみに右隣の寒冷紗は稲の苗が育っています。ずっと奥の防虫ネットはブロッコリーが少し植わっていますが、定植してから暫くネットをしてなかったのでモンシロチョウの幼虫(青虫)が結構付いて、時々虫取りしています。
オクラもやっとなり始めました。

スイカ

5月2日に定植したスイカです。スイカは人参を持ってTOPページに写っている末の息子が好物で大玉スイカを半分くらいは一気にたいらげてしまいます。私も子供の頃スイカが有るから夏が好きだと思っていました。
親ヅルを摘心して子ヅル3本を伸ばしていますが、いつも分けがわからなくなってしまいます。
オ〜ッ!いつの間にか大きくなっていました。同じようなのがもう一つ、小さめのものが他に2個見えました。
いよいよ本格的に夏って感じです。

カボチャ

畑と言っても宅地の一部です。一番奥が先のスイカ、真ん中の左2本がペポカボチャ(ひょうたんかぼちゃ)他は普通のカボチャです。特にペポカボチャはいつも植えますが恐ろしく元気が良く、放任にするとあたりを埋め尽くしてしまいます。来年当たりキュウリの台木に使ってみたいと思います。
カボチャもなってきました。

ジャガイモ

3月5日に植えつけたジャガイモが調子よさそうに見えて期待していましたが、そうでも無かったです。畝たてしてマルチをしたので、もう少し深く植えたほうが良かったようです。植え付けももっと早くして寒冷紗で霜よけしたほうが良いと思われます。じっくり成長型の無肥料栽培では栽培期間の短いジャガイモは工夫が必要です。
右隣は7月取りの人参です。
つづく・・・